準備のコツ

  • 気持よく挙式を上げるには、プランナーさんで、会場を選ぶこと。


やはり相性はあります。だいたい契約時に営業を受けたプランナーさんと準備を進めていくことになるので、営業の時にしっかり担当さんを見極めましょう。マネジャークラスの人やベテランさんの経験豊富なアドバイスは、余興や演出を考える上で非常に助かります。

  • いい式にしたいなら、能動的に。


準備はプランナーさんにお任せしたら、全部やってくれるわけではありません。こんな式がしたいんですと伝えるくらいでちょうど良いくらいです。準備はそれからです。友人と作るにしても、それは同じで、任せたら勝手に決まっているということもないでしょう。二人の式ですから。

  • 一番大変なのは、写真の整理


なにげに一番時間がかかるのは、写真の整理だったりします。
実家からアルバムを送ってもらい、ひっくり返して、いい写真を探して、取り込んで・・・と。

スキャナも使えますが、こういうサービスもあります。カメラのキタムラ 取り込みサービス

まず、二人で100枚程度チョイスすれば、写真に困ることはそうないと思います。写真のチョイスは他の人に任せにくいですが、取り掛かかりやすいことなので、早めにやって損はありません。出席者に連絡する段階で、集合写真などもお願いすれば一石二鳥です。

挙式を安く上げるには

  • とにかくオフシーズンで、大安以外。


春秋の大安は1年前から埋まるそうですが、逆にそれ以外のオフシーズンは人気の会場の3,4ヶ月前でも空きはあります。やはり日程は埋めたいものなので、直前のほうが値切りやすいことは間違いありません。また、申し込みが増えるシーズンは実家報告をしたあとの年始・GW後・お盆明けだそうです。申し込むなら、それ以後が狙い目。お客さんが多いと競争も激しくなります。

  • 後から値切ることは難しいので、値切るなら、契約前。


当然ですが、フェアで特典がついたり、交渉で安くできるのは契約前だけです。あとで安くするなら、内容を削るか・見栄えを削るか・身を削るかの3択になってしまいます。

  • 持ち込みは契約前に必ず確認


何をするにも、一番高いのがドレス。都民共済なら最安2万が、通常は25万〜のの価格帯になってしまいます。持ち込み料や見栄えは本当にピンきりなのですが、持ち込みができないと選ぶことも出来ないので、契約前に必ず確認しましょう。その他にもカメラマンや、ビデオ撮影、VTR上映にも持ち込み料がかかる場合があります。

  • お目当ての会場は、一番最後に。


当然、各会場には価格帯や雰囲気が重複するライバル会場があったりします。
そういう会場に先に行っていると、交渉の際に有利になります。
それまでに価格帯の比較できるので、決めやすいのも、利点です。

  • 安さを求めるならレストランウェディング+全部自分で管理


最近はやりの「0円で結婚」はご祝儀前提なので、そこまで安くなりません。
それよりは、レストラン会場に直接申し込む方が断然安くなります。
レストランウェディングで、一人単価1.2万→4千の例もありました。

ただし、サポートがないので、締め切りや準備がきっちりできる人、前提です。お店も準備に協力してくれますが、そこはやはり本業ではないので。

  • 中間業者が入るだけ、お金はかかります。ただし手間は多少省けます。


披露宴準備は、手間を取るかお金を取るかの二択になります。手間を取るなら早めの準備を。

  • 費用対効果は下記の通り


会場>ドレス・タキシード>会場装飾>写真・ビデオ・前撮り>メイク>VTR>引き出物>小物


フェアで50万くらい安くなったり、食事代はすべて会場依存になります。持込・自費も対応できるかは会場次第です。逆に小物はどんなに手間をかけても、会場にお願いしたのと1万円程度しか差が出ません。

会場を選ぶにあたって


どう選ぶかは、この図が参考になります。挙式をどうするかは。本当に二人の好みと予算によります。

こだわればこだわるほどに予算もかかりますし、手間も掛かります。自分らしい式を安く上げたいのであれば、費用のかかる部分を友だちに依頼するなり、二次会のみにするなり、うまくやる手はあります。お金をかければ、時間が節約できますし、楽にできたりします。

ウェディング業界は以前にくらべて、個性的だったり、私達らしいといった式が主流になっているそうです。ホテルではなく、ゲストハウスだったり、海外だったりするのも、その流れだそうです。

かしこく披露宴をあげるには


結婚式に向けてまず二人で話し合うことは、なぜ披露宴を上げるのかということです。

 
二人が食い違っていると「こんなに大変なら、やらなくていいじゃん。」になってしまいます。

  
しきたりで挙げなきゃいけないなら、親に全部やってもらいましょう。


目的とか楽しみを見つけないと、義務感だけじゃできないです。

 
特に意味を見いだせないなら、全然やらなくてもいいですが、
やったほうが面白いのは間違いありません。
 

それぞれの良さ(国内披露宴)


親族・友人にきちんと門出を見とってもらえることは、今までの人生を総括する、現代では数少ないイニシエーションの場でした。妻はそれほど感慨がなかったようですが、自分はここまで来たという感慨が強くありました。
きちんと披露した人ほど離婚が少ないと言われるように、認められる場というのは大事なのだと思います。

それを含めて、国内での披露宴の良さは、本当に楽しく飲めること。でしょうか。

社会人になるとなかなか会えない友人に会い、これからの生涯の付き合いだというようなものですから。お互いにお互いを祝うことで楽しくなる。こんなに素晴らしい機会はなかなかありません。

国内で披露宴をやる良さは、なによりもみなで慶事を祝うことの楽しさに尽きます。

それぞれの良さ(海外ウェディング)


海外ウェディングのどこが良かったかと言われれば、親孝行ができることに尽きます。


参加したのは両親と兄弟家族でした。海外すら行ったことのなかった父を連れ出し、旅行に来たのか、結婚式に来たのかわからないというほどに、両親とも楽しんでくれました。親族が多いとどうしても、両親は親族のお世話で大変になってしまいます。それを海外だからという理由で、呼ばなくて済んだことは、両親・親族お互いにとって良かったのではと思います。もちろん、親族には後ほど挨拶には伺いました。

もう一つの良さは、準備が簡単なこと。

家族の旅行の手配やドレス選びなど、やらなければいけないことはもちろんありますが、海外挙式だと二次会もなく式進行もほぼ任せきりにできるので、披露宴に比べれば断然ラクでした。

挙式と披露宴を振り返って


ここ1年ほど、引越し・挙式・披露宴の準備に走り回り、ようやく落ち着いたところです。成り行きで、海外ウェディング後に国内で披露宴という、なかなかハードな日程で節目を迎えました。

披露宴の思い出が何が決まるかは、会場や装飾では全然なくて、盛り上げてくれる友人がいるからに他なりません。

自分たちは、来てくれる友人へのおもてなしとして、会場を選びました。正直お金はかかったけど、両親や友人が、すごく良かったよと言ってくれただけで、きっちり式と披露宴をやったかいありました。


おかげで、自分たちが主役になる最後の機会を存分に楽しめました。


結婚式は準備から楽しいものですが、大変なのは間違いありません。門出を迎える2人にとっての最初の試練かもしれません。


そこで、一人でも多くの人が式を上げて、幸せな門出を迎えれるよう、ポイントをまとめました。

これから式を挙げる人に向けて、良ければ参考までに。