経済の視点

最近、一番興味がある視点は経済です。

もともとの興味は環境問題であったり、社会福祉や教育といった問題に興味があった。一方で経済学とは富めるものがさらに富むためのもので、利益追求型社会からは真っ向から反対する気持ちが強くありました。

しかし、環境経済学を知り、お金というシステムを見直すことから、問題の解決へと向かうという道があることを知った。そして、経済というものが、社会を回す一番の動力源だということが分かってきました。その一番端的な話題がグラミン銀行です。

Business Media 誠:山口揚平の時事日想: 性善説は貧困を救えるのか??グラミン銀行の5つの考え

今まででは回らないようなシステムで、経済を循環させるのが社会起業家でしょう。そこには本当の意味でのCSRや企業としての理念とビジョンが存在しています。

だから、最近まで描いてきた、社会に貢献すること=公的機関で働くことというイメージが崩れました。まず、ある商品に対する需要があるということは、その企業は社会に求められて存在している企業だということ。そして、いかに自分の価値を築くののかというのは、いかに仕事を作るのかということと同義だということがわかりました。公共機関かそうでないかは単に、お金の回し方が違うだけにすぎないということです。ただ、お金の回し方というシステムに、問題があるという可能性は大きいのですが。

グラミン銀行のユヌス氏が言うように、今の時代に一番必要なことは、自分で仕事を作り出すことでしょう。