食糧問題シンポジウムに行ってきました。

広島大学食料問題シンポジウム
 「安全・安心な食料自給を瀬戸内圏から
  −里山・里海・里食のフロンテイア−」



 大学で地域とのつながりを考えている人の一人として、西条という田舎町では農業というのは至極大切な話なのです。といってもそこまで堅苦しくやるつもりはないのですが。

 シンポジウムの感想はやっぱり日本の農業は大変だな。ということと、がんばってるんだけど、なかなか伝わってこないな。というところです。広島県内で行われている取り組みが紹介されていて、大学では高機能食品の開発を行ったり、地域では各地の特産物を利用して、まちぐるみで農産物を食べてもらうイベントや施設の開発を行ったりされているようです。

ただ、なかなか普及しないんですよね。これが。一部の人には知られているんだけど。

といったところがよくわかりました。


それから、なんだかんだで、食料自給率が大変だとテレビでも大学でも喧伝しているわけですが、実際に実感を持って感じたことがある人はほとんどいないのでしょう。データはたくさんあるものの、買い物してる限り、そんなことは感じなかったりします。

なぜなら、買い物に行ったとして、産地表示されているものはほとんどが国産だし、中国産っていう表示も最近見かけないし・・・。身の回りに食料は溢れていますから。

正直どこから変えればいいのか判らない問題の最たるものでしょうか。
農業をやりたい人は探せばいっぱいいそうなのに・・・。